2020年10月「TT-Webinar ~教師・支援者・保護者のための見立て実践トレーニング~」ご案内

atacLabオンライン実践セミナー @ATAC Webinar-Talk

TT-Webinar(Think and Try it in your field. /ティーティーウェビナー)~教師・支援者・保護者のための見立て実践トレーニング~ 3回連続課題付きシリーズ

子どもに教育上の課題があると、多くの人は専門家に心理テストを委ね、子どもの能力を理解しようとします。ワーキングメモリーや処理速度などの専門用語が評価会で飛び交いますが、実際の指導には結びつかないと考える人も多いのではないでしょうか?

心理検査で判定して介入するだけではなく、子どもを自分の目で観察し、周囲の総合的な状況も把握し、今の状態を見立て、介入し、そこで起こる子どもの反応を見て、更なる見立てや介入を繰り返す。そのインタラクティブなやり取りの中で子どもを教育することが教師や支援者としての専門性の1つです。

学校や施設では残念ながら毎年のように業務は忙しくなり勤務時間内に同僚とケースについて議論する機会も減っています。TT-Webinarは、専門家を講師に迎え、全国から教師・支援者・保護者が集い、アイデアを共有し、議論する機会をオンラインで提供するものです。3回連続のウェビナーとそこに持ち込む課題に実際に取り組んでみることを通して、具体的にそのスキルを身につけて頂ければと思います。可能な限りご自身の想定するケースをもってじっくり深く学んでください。 Webinar中は想定する子どもが特定される名前や写真は示さずに議論に参加して下さい。また議論する際は、音声やカメラ機能をONにする可能性があります(希望しない場合は映りません)。

●3つの領域について

今回は以下の3領域で参加者を募ります。基本的には領域ごとにウェビナーを行いますが、前後に合同の共有時間を設けております。

領域1.「自閉スペクトラム症児のコミュニケーション」
坂井 聡(香川大学教育学部 教授)

常同行動やパニックを考え、なぜそれが起こるのか等を見立て、問題行動の減少に取り組んでみる。

課題例:
・常動行動が続く
・シンボルの指示が通りにくい
・勝手に行動する
・見通しが持てずパニックになる
・タイムエイドの使い方がわからない
 など

講師紹介:[坂井 聡]教育現場に身を置きながら実践的に研究を進める。自閉症や知的障害の子どもの問題行動に対する見立てと対応については右に出る人はいない。著書に「自閉症や知的障害をもつ人とのコミュニケーションのための10のアイデア―始点は視点を変えること」などがある。

領域2.「知的障害児のコミュニケーション」
青木 高光((独)国立特別支援教育総合研究所 主任研究員)

こちらの意図が伝わっているのか、どうすれば上手くコミュニケーションができるようになるのか等を見立てていく。

課題例:
・指示が通らない
・要求が直接行動に出るので困る
・勝手に行動する
・朝の会をどう進めていいかわからない
 など

講師紹介:[青木 高光]シンボルコミュニケーションアプリ「DropTalk」の開発者でシンボルを使ったコミュニケーション実践でも我が国をリードしている。

領域3.「肢体不自由児や重度重複障害児のコミュニケーション」
谷口 公彦(香川県立香川西部養護学校 教諭)
中邑 賢龍(東京大学先端科学技術研究センター 教授)

随意運動か不随意運動かその動きに意味があるのかがわからずどうコミュニケーションのきっかけをつかんでいいか分からない子どもの力を見立てていく。

課題例:
・動きの意味が分からない
・自発的に行動しない
・指示をずっと待っている
・コンピュータの操作が難しい
 など

講師紹介:[谷口 公彦]日々重度重複障害のある子ども達と関わり,実践を続けている特別支援学校教員。

講師紹介:[中邑 賢龍]1956年,山口県生まれ。広島大学大学院教育学研究科,香川大学教育学部助教授,カンザス大学・ウィスコンシン大学客員研究員,ダンディ大学客員研究員などをへて現職。ICT(情報コミュニケーション技術)を活用して,社会問題解決型実践研究を推進し,バリアフリーや教育格差の解消に取り組んでいる。著書に『発達障害の子を育てる本 スマホ・タブレット活用編』(講談社),『育てにくい子は、挑発して伸ばす』(文藝春秋),『バリアフリー・コンフリクト』(東京大学出版会),『タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育』(明治図書)などがある。

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[主催] atacLab 

[日時] 2020年10月17日(土)19:00-21:30、24日・31日(土)13:00-15:30、ライブ配信
    ※3回連続して受講ください。
[開催形式]ZOOMによるオンライン形式(ネットワーク環境が必要です)
[視聴方法]ホームページから事前のお申込みが必要となります。当ページ内にある「チケットを申し込む」のお申し込みフォームよりお願いいたします(peatixのシステムを利用して行います)。
[定員・参加費]各領域 定員25名 参加費3回セット12,000円
        ※お申し込み時に希望の領域を一つ選択ください。途中の領域変更はできません。

[タイムスケジュール:17日 19:00-21:30,24・31日 13:00-15:30
 (セミナー開始30分間前からオンライン入室開始)
 30分間 全体セミナー(3領域合同)
 5分間 休憩・グループへの移動
 80分間 グループセミナー(領域別)
 5分間 休憩・全体会への移動
 30分間 全体セミナー(3領域合同)

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[お申し込み]

オンラインセミナーに参加をご希望のお客様は、以下の流れに沿ってお1人様分ずつお手続きください。

[1]参加希望 領域 の「チケットを申し込む」ボタンを選択
希望の参加領域を一つお選びいただき,下記より希望領域の「チケットを申し込む」ボタンをクリックして、申し込みページにお進みください。申し込みページは、「Peatix(ピーティックス)」のシステムを利用しております。「Peatix」を初めて利用される場合は、会員登録 をお願いいたします(無料)。
*申し込み直後に、申込受付のお知らせメールが自動的に送付されます。しばらくたっても届かない場合は、誠に恐れ入りますが、こちら よりご連絡ください。

[2]申込完了のお知らせメールを受信
お支払いが完了しましたら、Peatixアカウントのメールアドレスに、「Peatix」から当日のための「イベント視聴アドレス」が自動送信されます。当日はそちらよりご視聴ください。

!注意! 事前の視聴テスト
▶︎操作に不慣れな方は、当日使用する端末で事前の視聴テストを行っておいてください。
▶︎こちら からテストミーティングに参加し、指示に従ってビデオまたはオーディオをテストしてください。当日は、議論をする際に、音声やカメラ機能をONにする可能性があります(希望しない場合は映りません)。

*キャンセルポリシー、免責事項等を以下に記載しています。必ずご確認の上、お申込みください。


災害等不可抗力による中止の場合の連絡方法
当ページで中止のご案内を掲載いたします。
万が一、天候やその他の理由により安全な講演会の実施が困難と判断した場合、当ページに開催中止の旨を掲載いたします。

ご参加にあたっての事前準備について
本ウェビナーはZOOMを用いて開催いたします。アップデートがあった場合は最新版を利用してください。
ZOOMを初めて利用される方は、下記URLから事前にダウンロードをお願いいたします。
https://zoom.us/download
スマートフォン、タブレットをご利用の場合は、アプリのインストールが必須となります。

ご参加にあたってご確認いただきたいこと・免責事項
本ウェビナーのお申し込みは、下記内容の確認および同意を前提といたします。

・一度お振込みいただいた参加費につきまして,ご自身のご都合等による返金のご要望にはお応えいたしかねますので、ご了承ください。
・オンライン会議の使用方法や操作方法につきましては、当方ではサポートできません。ご利用されるデバイス(機器)、インターネットの通信状況等により、参加できない場合があります。その場合、当方(atacLab)は責任を負いません。
・参加ご本人の責任において、参加に必要なデバイスや、通信環境のご準備をお願いいたします。インターネットの通信費は参加者のご負担となります。
・受講は申込みご本人に限定しますので、参加用のURLを他者と共有などしないでください。
・本ウェビナーは、運営者の都合により中止、延期、または中断する場合があります。
・本ウェビナーは記録または録画配信のため、当方にて録画いたしますが、参加者側での撮影・録画・録音等の記録は禁止いたします。
・本ウェビナーの動画や音声等すべての知的所有権は講演者及び運営者に帰属します。

(個人情報の取り扱いについて)
・申し込み時にご提供いただく個人情報は、主催者が取り扱い、atacLab の個人情報保護方針に基づき管理します。詳しくは こちら のプライバシーポリシー(Privacy Notice、個人情報保護方針)をご覧ください。