ATAC=AT+AC(AAC)

1996年にスタートして以来,私たちは、支援技術AT: Assistive Technology)と拡大・代替コミュニケーション技術AAC:Augmentative and Alternative Communication)をキーワードに,障害のある人の生活を変える様々な技術を伝達するカンファレンスを実施してきました。

その当時,この新しい考えを巻き起こそうと奮起してきた始まりは,人の「学ぶ・働く・暮らす」ことに興味があったからこそです。
それに付随する技術であるATやAACを伝達し,この20年間で様々な技術の知識は広がりました。

しかし,技術を前面に出すと多くの人はその知識の習得に満足してしまいます。
まだ,その技術を活用して幸せに学び・働き・暮らす「生き方」の創造・社会の意識の変革・制度の整備のレベルにまでは達していません
この次のステップに進むことこそ,これからの私たちに必要なチカラだと考えます。

これからの ATAC

これらのATACで提供してきた技術や思想は,生きづらさを増す現代社会で全ての人が活用できるはずです。
障害のある人だけでなく,これまで支援に関わってきた人,社会で何かしら悩みを抱える人,組織で人を束ねる人までをも含め,全ての人の生き方をトータルに考える時期であるとも言えます。
最近ではAI(人工知能)やロボット時代をどう生き抜くかが大きな話題となり,さらには我々をエンハンスメント(能力増強)する技術の発展が躍進を遂げています。
エンハンスメント(能力増強)を我々はどうとらえるべきか,またそれを前提として学び・働き・暮らすための学校や会社はどのようにあるべきかを議論する時期に来ています。そこで, 2015年度から私たちは,以下のキーワードをもって新しい活動も開始しています。

その一方でまだ十分な技術が確立されてなく,生活に大きな困難を抱える人たちの支援をatacLabが失ったわけではありません。
今まで通りAT(支援技術)とAAC(拡大・代替コミュニケーション)という柱も重要であり,atacLabがこれまで大切にしてきた課題にも挑戦する姿勢は引き続き変わりません。

ATACカンファレンスを始めとして,atacLabが提供するサービスは, 教室の中,会社の中,施設の中,グループの中でどうしていいのか悩む人たちにとっての有用な考え方や技術,また様々な情報を提供できる会であり,多くの方々にお役に立てると信じています。

atacLabが提供する機会・情報